WiMAXの速度制限の条件と解除を方法を徹底解説

WiMAXで快適なネットライフ! 気になる速度制限は?

WiMAXのギガ放題の場合、月間データ量の容量が無制限で、機種とエリアによっては下り最大1.2Gbpsの超高速通信が可能です。
たっぷり通信できることが魅力的なWiMAXですが、速度制限はどうなっているのでしょうか?

今回はWiMAXでの通信をたくさん利用することを想定して、気になる速度制限の概要や他社との比較、さらに速度制限の対処法についてご紹介していきます。

WiMAXに速度制限がかかる条件とは?

2019年11月時点で新規契約可能なプランは、ギガ放題だけです。
ギガ放題では月間データ通信が無制限となっていますが、WiMAXは通信の混雑を避けるために、次の条件で速度制限を実施しています。

  • 3日間でWiMAX 2+とau 4G LTEのデータ量が合計10GBを超えた場合
  • 制限期間は超過した翌日の18時の翌2時頃
  • 制限時の最大速度は約1Mbps

3日間に集中して通信を行い、合計が10GBを超えてしまうと速度制限がかかり、夜間に1Mbps程の速度にまで落ちてしまいます。

1Mbpsは、Youtubeで動画を視聴する際、標準画素のレベルであれば快適性を失われずに済む程度の速度です。

ネットサーフィン、SNSの閲覧、メールの送受信、オンライン対戦でなければアプリゲームも問題なくできる範囲の速度になります。
さほどの問題ない速度ですが、3日間連続で大量の通信をすることは避けた方が良いでしょう。

なお、ハート割プランとスマホプランとセットになっているウルトラギガMAXプランも同様の条件で速度制限が発生します。

WiMAXをどれくらい使えば3日間で10GB超えになるのか

WiMAXを10GB使うと言っても、、どれぐらいのデータ量なのかピンと来る人は少ないでしょう。
PCからYouTubeで動画視聴をしたケースを基に、10GBに到達するまでの参考値を表にしてみたのでご紹介します。

動画の画質・データ容量 再生回数 連続再生時間
低画質(約10MB) 約1000回 約83時間
標準画質【SD】(約17.5MB) 約570回 約47時間
高画質【HD】(約60MB) 約166回 約13時間
超高画質(約113MB) 約88回 約7時間

※UQコミュニケーションズの調査より

このように、WiMAXで超高画質やHD画質で連続視聴した場合、約半日で10GBを到達することになります。

3日間に上記の再生回数・再生時間に到達した場合、翌日の18時から翌2時までは速度制限がかかってしまいます。
速度制限は一時的なものであり、制限から24時間後に解除され、1ヶ月ずっと制限されるわけではありません。

制限される時間帯は夜間となるので、制限がかかる日でも2時~18時の間は通常速度でWiMAXを利用できます。

一般的に使われる月間データ通信量の平均は?

NTTコムリサーチの「スマートフォンのデータ通信量と月額料金に関する調査」によれば、月のデータ通信量は1GB未満という人が多いと発表しています。
同調査の結果を基に、月間データ通信量の使用割合を見てみましょう。

  • 月1GB以下・・・70.4%
  • 月1~2GB未満・・・12.98%
  • 月2~3GB未満・・・7.3%
  • 月3GB以上・・・9.4%

この結果から、約9割の人が月に3GB以下でのデータ通信をしていることが分かりました。
メールやLINEの送受信、ネットの閲覧での利用なら1日の使用量は60~80MBが平均と言われ、そこにSNSの利用や動画の視聴を加えても1日100MB以下がほとんどとされています。

使い方にもよりますが、短期間で10GBまで到達するケースは少ないので、過剰に速度制限を心配する必要はないでしょう。

WiMAXとワイモバイルの速度制限の視点から比較してみる

■ワイモバイル公式サイト

モバイルWi-Fiを提供する会社にはUQ WiMAXの他にワイモバイルが存在します。

2019年11月時点で、国内向けにはPocket WiFiプラン2(ベーシック)を提供しています。

速度制限の視点からWiMAXとワイモバイルを比較したのでご紹介しましょう。

WiMAX
(ギガ放題)
ワイモバイル
(Pocket Wifiプラン2・ベーシック)
基本料金
(機種代・登録料等抜き)
2年自動更新あり:3,880円/月
2年自動更新なし:4,050円/月
データ通信容量が7GBまで:3,696円/月
アドバンスオプション加入:4,380円/月
下り最大速度 最大1.2Gbps
(Speed Wi-Fi NEXT W06)
最大988Mbps
(Pocket WiFi 803ZT)
速度制限の条件・解除 ・3日間で10GB以上の通信
・超過翌日の18時から翌2時まで約1Mbpsの速度制限
・制限がかかった翌日の18 時または2時以降に解除
【通信速度の低速化の場合】
・7GB以上の通信(アドバンスモードは無制限)

・請求月末まで約128Kbpsの速度制限
・請求月末を経過すると解除
・500MB(500円)ごと容量を購入での解除も可能【通信速度の抑制の場合】
・3日間で約10GB(8,389万パケット)以上の通信
・超過翌日18時から翌1時まで約1Mbpsの速度制限
・制限期間の経過で解除

このようにWiMAXとワイモバイルを比較すると速度制限の条件がかなり異なる事が分かります。

WiMAXとワイモバイルの速度制限の条件を詳しく知っておこう

ワイモバイルの速度制限の条件

ワイモバイルの場合、速度制限には通信速度の低速化と通信速度の抑制の2通りがあります。

【通信速度の低速化】

料金プランごとに定められた通信量を超える場合の速度制限を「通信速度の低速化」と呼びます。

この場合、請求月末まで128Kdpsの速度制限がかかってしまいます。

例えば、Pocket Wifiプラン2(ベーシック)の場合は規定容量が7GBなので、月末を迎える前に7GBの通信を行うと速度制限がかかります。

【通信速度の抑制】

3日間で一定量の通信した場合に発生する速度制限の事で、WiMAX同様に通信の混雑を避ける目的で設けられています。

条件となる容量は料金プランによって異なり、Pocket WiFiプラン2やPocket WiFiプラン2などは3日間で合計約10GB以上の通信を行うと、夜間に速度が落ちます。

通信速度の制限には容量購入での解除はできず、WiMAXと同じく制限期間の経過で解除されます。
制限期間をWiMAXと比較するとワイモバイルの方が1時間短いのですが、条件はほとんど変わらないと言ってよいでしょう。

WiMAXの速度制限の条件

WiMAXの場合、ギガ放題なら無制限なので解除のコストがかからないというメリットを持ちます。
3日間で合計約10GB以上の速度制限はワイモバイルと同様です。

ただし、WiMAXでもハイスピードプラスエリアモードで4G LTE通信に切り替えた場合、7GB以上の通信を超えると月末まで128kMbpsの速度制限がかかり、WiMAX 2+の回線(ハイスピードモード)にも影響を与えるので注意してください。

WiMAXとワイモバイルの料金や通信速度の比較

料金に関してはワイモバイルの7GBまでの料金が最も安く済みますが、月間の通信が無制限で考えるとWiMAXの方が安く抑えられます。

機種やエリアによって下り最大速度が変わるのはWiMAXもワイモバイルも同じですが、現在(2019.11)販売されている機種で比べるとWiMAXの方が速いです。

また、WiMAXのギガ放題は無制限が基本となっており、月間通信し放題であることが強みです。
ワイモバイルもアドバンスモードを追加契約する事で月間無制限にすることは可能ですが、WiMAXのギガ放題と比較すると難点が目立ちます。
ワイモバイルは無制限対応エリアがWiMAXよりも狭いため、対応エリアのチェックは必須です。

またワイモバイルの無制限プランはWiMAXのものより割高なのもネックです。

WiMAXのプランによっては月末に遅くなることもある

WiMAXを利用する方の中には、月末になると速度が遅くなると感じる人もいます。
月末に遅くなる理由は、料金プランや通信モードによって速度制限がかかってしまうためです。

対象となるのは、UQフラットツープラスを契約しているケースと通信モードにハイスピードプラスエリアモードを利用しているケースの2つです。

WiMAXのUQフラットツープラスは新料金の追加により新規契約は終了していますが、月7GB以上のデータ通信を行うと当月に速度が128Kbpsに制限されてしまいます。

また、WiMAXエリアに対応していない場所で4G LTEで通信が可能なハイスピードプラスエリアモードにしている場合、月7GB以上使用していると同様の速度制限が発生します。

通信制限を回避するにはデータ容量に使用状況をマメにチェック!

WiMAXの速度制限を回避するためには、データ容量の使用状況を定期的に確認し、使い過ぎを防ぐことが大事です。

容量はmy UQ WiMAXの会員ページからルーターから確認することが可能です。
月間の使用状況や3日間の使用量を確認したい場合は、my UQ WiMAXからのチェックが便利です。

また、WiMAXでは速度制限の通知が届くメールシステムを利用できます。

UQのホームページの専用受付ページから事前登録を行うと、速度制限がかかる日の13時にメールが送られてきます。

あくまでも超過した場合の通知となりますが、速度制限がかかってしまうことを把握できるので、登録しておくと安心です。

登録には契約している事業者名、ルーターの識別用番号(電話番号)、19桁のICCID(SIMカードの裏面に記載)、メールアドレスの情報が必要なので確認しておきましょう。

WiMAXの公衆無線LANサービスを利用して速度制限対策

夜間の速度制限は夜間の利用が多い人には不便でしょう。
速度制限の対処法として、UQ Wi-Fi プレミアムの活用を検討してみてください。

UQ Wi-Fi プレミアムは無料の公衆無線LANサービスで、特定のエリア内であればスマホやタブレットなど無線対応のデバイスの通信が可能です。

my UQ WiMAXにログインして申請する使えるようになります。

対応エリアはUQ Wi-FiエリアとWi2エリアのアクセスポイントで、駅や空港など公共の場で使用可能です。
制限がかかってしまい、夜間の外出時などにWiMAXが使えず困る事が多いならおすすめです。

喫茶店やフリーWi-Fiも速度制限対策におすすめ

WiMAXを使わず外でWi-Fi使う方法としては、フリーWi-Fiを活用するのも1つの手です。
最近はカフェチェーン店や飲食店、コンビニなど様々な場所で無料Wi-Fiが使えるようになっており、アカウントの作成やメール作成をしなくても利用できるところも多いです。

長時間滞在すると周りやお店に迷惑がかかると不安な方は、ネットカフェも良いでしょう。

ネットカフェの中にはノートパソコンの持ち込みを許可している場所もあるので、無線LANに接続してネットを使うことが可能です。

フリーWi-Fiスポットの探し方

フリーWi-Fiの探し方は色々あるので、主な探し方をご紹介しましょう。

◇スマホの公式サイトやアプリから探す

フリーWi-Fiの中には、ドコモ、ソフトバンク、auなどの携帯キャリアが提供する回線が街の至るところにあります。
契約しているキャリアの公式や専用アプリから最寄りのフリーWi-Fiスポットを探し出すことが可能です。

◇Wi-Fiの設定画面から見つける

スマホやパソコンのWi-Fiの設定画面を開くと、近くにある回線が複数表示されていることがあります。
そこの表示された回線から見つけてみましょう。

ただし、この方法は必ず見つかるとは限らず、場所を変えながら試さなければならない可能性があります。

また、セキュリティのないフリーWi-Fiは危険なので、極力接続は避けた方が良いです。

◇フリーWi-Fiスポットを探せるアプリを使う

AndroidとiPhoneで配信されているアプリの中には、フリーWi-Fiスポットを探せるアプリがあります。
例えば、WiFi Mapというアプリは、最寄りのフリーWi-Fiスポットを地図上に表示してくれます。

日本だけではなく世界中のフリーWi-Fiスポットの検索ができるので、海外旅行での利用にも最適です。
この他にも、フリーWi-Fiスポットを探せるアプリはあるので、自分の使いやすいものを活用してみましょう。

フリーWi-Fiの危険性

ただし、フリーWi-Fiの使用にはセキュリティの問題がひそんでいます。

フリーWi-Fiでは第三者の介入により個人情報やクレジットカードの情報が盗まれる恐れがあるので、大切な情報のやりとりを行う場合は自身のWiMAXやワイモバイル回線を使いましょう。

速度制限を考えるとWiMAXのギガ放題に軍配があがる

速度制限のデメリットを考えると、無制限で使えるWiMAXのギガ放題がおすすめです。
ワイモバイルにも無制限プランはありますが、前述のように無制限エリアがまだまだ限られているのがネック。

どちらも3日間の合計が10GBを超過した場合は、速度制限がかかりますが、これほどの量を使うのは稀な上に速度制限自体もゆるいです。

WiMAXのギガ放題ならエリアが広いのでフリーWi-Fiなどセキュリティの弱い回線を使うリスクも回避できます。

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